コスプレの「Cure」とは?サービス終了と今のプロフィールサイト事情

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「昔よく聞いた『Cure』って、今どうなってるの?」「プロフィールサイトって今は何を使えばいいんだろう」——長くコスプレを続けているレイヤーさんほど、こうした疑問を一度は持ったことがあるのではないでしょうか。かつてコスプレイヤーの名鑑・プロフィールサイトの代名詞だった「Cure」は、実はもうサービスとして存在していません。

長くコスプレから離れていた人が久しぶりに検索して驚いた、という声もSNS上でよく見かけます。このコラムでは、Cureの歴史とサービス終了の経緯、そして今レイヤーたちがどこでプロフィールを公開し、繋がりを作っているのかをまとめました。

Cure(キュア)の歴史

Cure(キュア)の歴史の図解

Cureは、2001年に個人サイトとしてスタートしたコスプレ専門のコミュニティサイトです。その後運営元が変わり、ピクシブの子会社が運営していた2015年10月に、Cureを2016年3月末で終了し、姉妹サービスの「WorldCosplay」と統合することが発表されました(ITmedia NEWS)。統合後のサービス名は「Cure WorldCosplay」で、Cureに投稿した写真はWorldCosplayに取り込めましたが、ブックマークや足跡の履歴などは引き継がれませんでした。2017年4月には、ピクシブから株式会社キュアへ事業が譲渡されています。

さらに2020年にはサイト名が「WorldCosplay」に変更され、多言語対応の国際的なコスプレコミュニティサイトとして運営が続けられていました。20年以上にわたって、日本国内はもちろん世界中のコスプレイヤーのプロフィール・作品発表の場として親しまれてきたサービスです。

WorldCosplayは多言語に対応した国際的なプラットフォームとして、海外のレイヤーとの交流拠点にもなっていました。長年のコスプレ文化の歴史をそのまま映し出すような、貴重なアーカイブでもあったと言えます。

WorldCosplayのサービス終了と公式の移行先

WorldCosplayのサービス終了と公式の移行先の図解

そのWorldCosplayも、2024年7月31日をもってサービスを終了しました。長年プロフィールを育ててきたレイヤーさんにとっては、思い出の詰まった場所がなくなってしまう出来事だったと言えます。

終了にあたって、公式サイトでは、コスプレイヤー向けSNSアプリ「Otasuke!(おたすけ)」への移行が案内されていたとされています(Wikipediaの「WorldCosplay」の項目より)。

注意:2026年11月時点で、WorldCosplayやCureのかつてのドメイン(worldcosplay.net、cure.jp)は、コスプレとは無関係のサイトになっています。昔のブックマークから開いてしまわないよう注意してください。

現在使われているプロフィールサイト・SNSの選択肢

現在使われているプロフィールサイト・SNSの選択肢の図解

WorldCosplay終了後、レイヤーたちがどこでプロフィールを公開し、コミュニケーションを取っているのか、代表的な選択肢を紹介します。

Otasuke!(おたすけ):WorldCosplayの移行先として案内されたアプリ

WorldCosplayの終了時に、移行先として案内されていたとされるコスプレイヤー向けのSNSアプリです。アプリ内のコンテストなどで、コスプレイヤーを応援できる仕組みがあります。長年WorldCosplayを使ってきた人は、一度チェックしてみるとよいでしょう。

コスプレイヤーズアーカイブ:写真・イベント情報・知恵袋がそろう総合サイト

2005年設立の株式会社コスプレイヤーズアーカイブが運営する、コスプレの総合サイトです。コスプレ写真やプロフィールの公開のほか、イベント・スタジオの情報、知恵袋、フリマなどの機能があり、登録は無料です。キャラ名で写真を探せるのが強みで、Cureと同じ時代から使われてきました。詳しくはコスプレイヤーズアーカイブとは?でまとめています。

コスプレ専用SNSアプリ

WorldCosplay以外にも、コスプレイヤー専用に作られたSNSアプリはいくつか存在します。作品の投稿・フォロー機能を中心に、写真共有SNSとしての使い勝手を重視したい方に向いている選択肢です。

専用アプリならではのメリットとして、一般的なSNSと違って周囲のユーザーもコスプレに理解のある層が中心になるため、作品への反応をもらいやすいという声もあります。

X(旧Twitter)・Instagramでの運用

専用サービスを使わず、X(旧Twitter)やInstagramのプロフィール欄・固定ポストを名刺代わりに使うレイヤーさんも多くいます。すでにフォロワーがいるアカウントをそのまま活用できる手軽さがある一方、プロフィール欄だけでは伝えられる情報量に限りがあるのがデメリットです。

ハッシュタグ経由で新しい人とつながりやすい反面、コスプレ専用サービスに比べると情報が埋もれやすいという課題もあります。

イベント当日の「その場での繋がり」に強いのはどれ?

イベント当日の「その場での繋がり」に強いのはどれ?の図解

ここまで紹介した選択肢の多くは、日常的な作品投稿やフォロー関係の構築に強みがあります。一方で、「イベント会場でその場で出会った人と、その場でスムーズにプロフィールを交換したい」というニーズに対しては、それぞれ一手間かかることが多いのも事実です。

SNSのアカウントを検索してもらう、名刺を渡す、といった従来の方法に加えて、QRコードを読み込むだけでプロフィールを共有できる仕組みがあれば、初対面のやり取りがぐっとスムーズになります。イベント会場は限られた時間の中で多くの人と挨拶を交わす場でもあるため、一人ひとりとのやり取りにかかる時間を短縮できる仕組みは、思っている以上に体感的な負担を軽くしてくれます。

コスプレイヤー専用プロフィールサービス「コスピー」は、まさにこの「イベント当日、その場での繋がり」に特化して作られたサービスです。

プロフィールサイト選びのポイント

プロフィールサイトやSNSを選ぶときは、「作品をじっくり見てもらいたいのか」「イベント当日に効率よく繋がりたいのか」という目的の違いを意識すると選びやすくなります。作品ポートフォリオとしての側面を重視するなら、投稿・フォロー機能が充実したSNSアプリが向いています。

一方で、イベント参加を前提に「今日この場にいる人と繋がりたい」という用途であれば、QRコードなどで即座に情報交換できるサービスの方が実用的です。複数のサービスを併用し、用途によって使い分けているレイヤーさんも珍しくありません。

もう一つの判断基準として、「初対面の相手とのやり取りに、どれだけ時間をかけたいか」も考えてみるとよいでしょう。じっくり作品を見てもらいながら関係を築いていきたい場合はSNS投稿型のサービスが向いていますし、イベント会場の限られた時間の中で効率よく多くの人と繋がりたい場合は、QRコードなどですぐに情報交換できる仕組みが重宝します。

自分がコスプレのどの部分を一番楽しみたいかによって、最適な組み合わせは変わってきます。

プロフィール文化の移り変わりから見えること

Cureが生まれた2001年当時は、個人サイトや掲示板がコミュニケーションの中心でした。それが2010年代にはSNSの台頭とともにWorldCosplayのような専用プラットフォームへと形を変え、2020年代にはさらに多様なアプリやサービスへと分散していきました。

この流れは、コスプレを楽しむ人が増えるにつれて、それぞれのニーズに合わせたサービスが求められるようになった結果とも言えます。一つの巨大なプラットフォームに情報が集約されていた時代から、目的別に複数のサービスを使い分ける時代へと変化してきたのです。

この変化は一見不便に思えるかもしれませんが、裏を返せば「自分の使い方に合ったサービスを選べる」という選択肢の広がりでもあります。作品をじっくり見せたいのか、イベント当日の出会いを大切にしたいのか、自分の目的を明確にしておくことが、数あるサービスの中から最適なものを選ぶ近道になります。

プロフィールサイトに関するよくある質問(FAQ)

Q
昔Cureに登録していたデータは今も見られますか?
A

WorldCosplayとしてのサービスはすでに終了しているため、当時のデータやプロフィールを直接閲覧することはできません。過去の作品写真などを保存していた場合は、お使いの端末やバックアップを確認してみてください。

今後同じようなことが起きても困らないよう、大切な作品データは日頃から複数の場所に保存しておく習慣をつけておくと安心です。

Q
複数のプロフィールサービスを使い分けてもいいですか?
A
問題ありません。作品投稿はSNSアプリ、イベント当日のやり取りはQRコード対応のサービス、というように用途で使い分けているレイヤーさんは多くいます。無理に一つに絞ろうとせず、自分の活動スタイルに合わせて組み合わせを見つけていくのがおすすめです。
Q
プロフィールサイトには何を載せておくべきですか?
A

得意なキャラクター・過去の参加実績・SNSアカウントへのリンクなどを載せておくと、初対面の相手にも自分がどんなレイヤーかが伝わりやすくなります。併せ募集や名刺交換の場面でも役立ちます。

逆に情報を詰め込みすぎると読んでもらえなくなることもあるため、まずは3〜4項目程度に絞って、シンプルに伝わる内容から整えていくのがおすすめです。

Q
プロフィールサイトを使う一番のメリットは何ですか?
A
毎回自己紹介を一から説明する手間が減ることです。特にイベント当日は時間が限られているため、プロフィールを見せるだけで自分の情報を伝えられる仕組みがあると、スムーズに交流を広げやすくなります。
Q
Cure以外にも終了したコスプレ関連サービスはありますか?
A

コスプレコミュニティに限らず、Web業界ではサービスの統廃合が定期的に起こります。長く使っていたサービスが終了する可能性は常にあるため、SNSアカウントや作品データは複数の場所にバックアップしておく習慣をつけておくと安心です。

特に思い入れのある作品写真は、クラウドストレージや外付けハードディスクなど、サービスに依存しない形で保存しておくことをおすすめします。

Q
新しいプロフィールサービスに乗り換えるとき、何を引き継げばいいですか?
A
プロフィール文章、過去の参加実績、代表的な作品写真の3点は優先的に引き継いでおくとよいでしょう。フォロワー関係はサービスによって引き継げないこともあるため、主要なSNSアカウントのリンクをまとめておくと、乗り換え後もフォロワーに見つけてもらいやすくなります。

まとめ

Cureの終了から10年近くがたち、プロフィールサイトの形も大きく変わりました。この記事のポイントをまとめると、次のとおりです。

この記事のまとめ
  • ✓Cureは2016年3月末に終了し、「Cure WorldCosplay」に統合された
  • ✓WorldCosplayも2024年7月31日にサービスを終了。旧ドメインは今は無関係のサイトなので注意
  • ✓今は、SNS(X・Instagram)、コスプレイヤーズアーカイブ、コスプレ専用アプリなどを目的ごとに使い分けるのが主流
  • ✓作品をじっくり見せたいのか、イベント当日にすぐ繋がりたいのかで、選ぶサービスが変わる
  • ✓大切な写真やプロフィールは、サービスに依存しない形でバックアップしておく

「コスピー」でイベント当日の繋がりをもっとスムーズに

長い歴史を持つCure・WorldCosplayの終了は、コスプレコミュニティにとって一つの時代の節目でした。コスプレイヤー専用のプロフィールサイト「コスピー」は、Cureやコスプレイヤーズアーカイブのような「細かく書けるプロフィール」を参考にしながら、今のSNS時代に合わせて作っているサービスです。イベント当日に会場で出会った人と、その場でスムーズにプロフィールを交換できることを目指しています。

コスピーには、プロフィールをQRコードにして表示できるページがあります。イベントや撮影の場でそのページを見せれば、相手にその場でプロフィールを見てもらい、プロフィールに載せたSNSのリンクからフォローや友達追加をしてもらえます。「こんな機能がほしい」という声があれば、コスピー公式X(@cospy_cosplay)にDMをください。

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著者
この記事を書いた人
コスピー編集部

2020年にコスプレイヤー向けプロフィールサイト『コスピー』を立ち上げ、1年間で会員数743名のプラットフォームを運営した経験をもとに、現在はブログとしてコスプレ情報を発信しています。コスプレイベントへの参加経験も活かしながら、初心者〜中級者の方が『すぐ使える・失敗しない』情報をお届けすることを目指しています。よかったら、シェアしてくださいね(^_^)

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