こんにちは、初音ミクのコスプレをすることになり、準備を進めているあるぷすです。衣装は購入で用意できたんですが、購入した衣装に髪飾りがないことに気づきました。うーん…どうしよう。買うのもなんだし作ってみようかなー…。外に買い出しに行くのも億劫だし、家にある材料でできないかなー。初音ミクの髪飾りって四角いだけだし、造形とかほとんどしたことないけど案外簡単に作れるんじゃない?これが思っていた以上に簡単で、家にあるもので誰でも作れます!
材料
・EVAボード、ウレタンボード(8mmくらいの厚めのもの。今回はCOSボードを使用。ない場合は段ボールで代用可能。)
・厚紙(いらないお菓子やティッシュの箱)
・コピー用紙orビニールテープ
・両面テープor接着剤
作り方
土台切り出し
最終的に正方形の髪飾りを作りたいので、そうなるようにウレタンボードを長細く切り出します。長さはバンスのクリップの大きさよりも少し大きめにするといいです。
私使うクリップの大きさが、10センチほどだったので、幅3センチ、一辺の長さ11センチ×4=全長44センチで切り出しました。これを組み立てると1辺の長さが11センチの正方形になります。それを2つ用意します。
段ボールや黒くないウレタンボードを使用するときは、切り出した後に黒スプレーや絵の具、黒いビニールテープ等で黒くしてください。
写真の白い線の部分に軽く切れ込みをいれて、折っていきます。
ラインを貼る
土台にラインを張っていきます。今回はピンクのマスキングテープを貼りました。マスキングテープがなければビニールテープを貼るか、コピー用紙に色を塗って適当な大きさに切った紙とかでも構いません。太さは1センチ以上3センチ以下であれば結構雑でも大丈夫です。
通常ミク衣装の場合、ラインの色は赤だと思いますが、今回は発光した感じを出したかったので、あえて蛍光ピンクのラインにしています。ピンクのマスキングテープのみだと土台の色に負けて発色が良くなかったので、上から蛍光ピンクマーカーでマスキングテープを塗りつぶしています。
立体的にするための切り出し
次に立体感を出すためのパーツを切り出します。幅1センチ、長さ11センチの細い棒を16本切り出します。こちらの長さは、土台で切り出した一片の長さと同じ大きさにしてください。
そうしたら、先ほどラインを貼った土台の両端にパーツを貼り付けていきます。これで一気に立体感が出ました。チープさが多少マシになったような気がします。ちなみに両面テープでくっつけています。
全て貼り終えました!
補強とバンス固定用のためのパーツ作り
ここまで来たらあと一歩です。
土台はできたはいいんですが、このままだときれいな髪飾りの形を保ってくれませんし、バンスにつけるのも一苦労です。
そこで、補強のために正方形の対角線に補助パーツを追加します。
この時に役立つのが、スーパースイートコーン(の箱)!!
…じゃなくてもいいんですが、とにかく厚紙を用意してください。昨日食べたお菓子の箱とか、使い終わったティッシュの箱とかでもなんでもいいです。スーパースイートコーンはたまたま家にあったので使わせてもらいました。
この厚紙を正方形の対角線の長さに切り出します。今回の場合、1辺が11センチの正方形なので、対角線の長さは11×√2=約15.5センチです。三平方の定理とかいうやつです。√とか数学の授業以外で初めて使った…
よくわからん!!っていう人は、自分が作った1辺の長さ(図だとa)に1.4をかけてください。
aが10センチだったら10×1.4=14センチです。
はい、切り出しました。それを同じく2本用意してください。私は幅約1.5センチ、長さ15.5センチで作りました。
そのパーツを黒いテープで覆います。黒くなればいいので、マッキーとかで塗りつぶすとかも全然OKです。
組み立て、完成
作った補助パーツを土台のパーツに三角になるようにくっつけます。計算して作ったので、きれいにハマるかと思います。
あとは組み立てて…完成です!
つけ方
バンスに補助パーツを挟んで、普通にウィッグにはめるだけ!ピンでとめる手間もないので、かなり楽ちんです。案外この補助パーツもつけたときに目立たないです。なによりこのパーツがあるおかげで公式設定どおり、浮いているように見えます。
まとめ
家に余っている材料でミクさんの髪飾りを作ってみました。切り出しなんかも1辺○○センチ…とか言ってますが、実際は結構目視で適当に測って切り出しをしています。これだけ大雑把でもなんかそれっぽいものはできます。しかも、家にあるものだけを使って。どんな不器用さんでも、この髪飾りならできると思うので、だまされたと思って作ってみてください。
ミクさんのヘッドホンも作ったので、いつか記事にしようと思います。
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